PROFILE

アーティスト写真

本堂誠 Makoto Hondo

千葉県出身。2012年、東京藝術大学音楽学部器楽科を卒業し同大学院に入学。同年渡仏し、パリ国立高等音楽院第一課程に入学。サクソフォン科、並びに室内楽科を最優秀の成績で修了。在学中アムステルダム音楽院へ短期交換留学し研鑽を積む。ソリストとして、2013年第7回スロヴェニア国際コンクール、2014年アドルフサックス国際コンクール(フランス)ソリスト部門、2015年第2回アンドラ国際サクソフォンコンクールの3つの国際コンクールで優勝、2017年第34回日本管打楽器コンクール第1位、および内閣総理大臣賞、特別大賞、聴衆賞等を受賞。NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」に出演。室内楽においては、2017年第9回大阪国際室内楽コンクール管楽部門で、日本人(ニオベ・サクソフォン四重奏団のメンバー)として初めてとなる第2位。
バリトン・サクソフォンは伴奏楽器である、というイメージを覆す活動を続け、2018年、2019年と続けて、CD「BARITONISM」、「BARITONISM II」をリリース。いずれも音楽之友社による「レコード芸術」特選盤に選出され、デビューCDの「BARITONISM」は2018年度の吹奏楽/管・打楽器特別部門において第56回レコード・アカデミー賞を受賞。
近年はアメリカ、アンドラ、スロヴェニア、フランス、台湾などで開催された国際フェスティバルや国際アカデミーに招聘され、コンサートやマスタークラスの開催、国際コンクールの審査員を務めるなど、グローバルに活動の場を広げている。
これまでにサクソフォンを冨岡和男、池上政人、原博巳、クロード・ドゥラングル、クリストフ・ボワ、アルノ・ボーンカンプの各氏に、室内楽を中村均一、貝沼拓実、ヘスン・カン、棚田文紀、イェンス・マクマナマ、ラズロ・ハダディの各氏に師事。
2015年度から2017年度までヤマハ音楽振興会留学奨学生、フランスにおいてロールデュラン財団、メイヤー財団より助成を受ける。
現在、東京藝術大学、洗足学園音楽大学、東京音楽大学の各非常勤講師。
Photo ©️Ayane Shindo